買ってたゲーム雑誌「電撃王」のこと [日記]

94年に次世代機と呼ばれた32bitのPLAY STATION、SEGA SATURN、NINTENDO64が登場すると、ゲーム雑誌の方も分化が進んだ。ファミ通は総合雑誌という位置付けになった。

その中で自分が選んだ雑誌は「電撃王」。明らかに他誌とは一線を画す編集だった。
表紙は若手の女性タレント。扱うゲームはコンシューマとPC、それぞれに売上ランクがあるのもよかった。
読み物は水野良さんのクリスタニアや中村うさぎさんのゴクドーくん。
全年齢対象ではあるが、アダルトゲームを扱った見開き2頁の「アダルトエクスプレス」は毎月の楽しみだった。
当時はPC-98、FM-TOWNS、Windows3.1の3強だったが、徐々にWindows勢が勢力を拡大していく様子がよくわかった。
読者コーナーも大人向けのお色気めいた内容だった。
電撃ゲーム大賞が創設され、実力派が続々とライトノベル界に現れた。

声優の桜井智さんを知ったのもこの雑誌の記事からだった。
萌え一辺倒ではなく、geek的な趣味と調和のとれていた雑誌。しかし電撃文庫の隆盛や、電撃大王/萌王の創刊など、此処は確かに萌えの総本山でもあったのだ。


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