棒銀がきつい [将棋]

村田システムを採用した理由が、「序盤で角交換したくないから」。
角を手持ちにすると、常に角打ちの筋を気にしなければいけない。切れ負けでそれはきつい。

ノーマル系の振り飛車ももちろんありなのだが、先手だと相振りが避けられない⇒相振りは定跡がわからない。なので、村田システムに落ち着いたところ。

さて、将棋の作戦というのは日々進歩している。結論とされたものが変わることもよくある。
長きに渡って猛威をふるった後手番の作戦「ゴキゲン中飛車」も、対策の決定版である超速銀がきつすぎて絶滅寸前(先手中飛車は現在でも有力らしい)。

自分が対抗系で採用していた飯島流引き角戦法だが、これも既に振り飛車側の対策が確立しているものらしい。なるほどなあ。。。
最近は代えてelmo囲いを試しているところ、村田システム右銀型風から囲えるので、相手が角筋止めるの見てから目指す。

でも、結局角道保留は初心者で圧倒的に多い棒銀に対して厳しいのだ。
棋書では互角としているが、無理な形なのは否めない。
先手は矢倉系、後手は雁木系を調べているところだ。

以下、現在の戦法。

先手:
相居飛車
二手目で飛車先突く⇒急戦矢倉
二手目で角道開ける⇒村田システム右銀型

対抗系 ⇒elmo急戦

後手:
相居飛車
初手で飛車先突く⇒後手雁木
初手で角道開ける⇒後手左美濃急戦

対抗系⇒elmo急戦

これでどうか?



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WTTファイナルズドーハで躍進したチウ・ダン選手の新境地(卓球観戦) [卓球]

2024年1月に開催されたWTTファイナルズドーハにてベスト4に入ったドイツナショナルチームのペンホルダー選手、チウ・ダンに関する感想です。

チウ・ダン選手と言えば、1996年生という中堅世代でありながら2022年にヨーロッパ選手権を制し注目を集めた中華系ドイツ人の選手。
お父さんは世界的に著名な卓球指導者(コーチ)である邱建新(Qiu Jianxin)氏です。
邱建新氏は中国国家隊を経て1989年にドイツブンデスリーガに加入、現在はドイツだけでなく日本にも活動拠点を持っています。

さて、チウ・ダン選手は当然のことながら幼少期から父の指導のもとドイツでキャリアを開始します。邱建新氏へのインタビューによると当初はシェイクを持たせたそうですが、バックハンドよりもフォアハンドに感性が高かったため数カ月でペンホルダーにチェンジしたということです。


そのプレイはというと両ハンドのブロックからチャンスを作っていく選手で、とにかく「固い、手堅い」というイメージが強かったです。反面、一発で相手を撃ち抜く強打はあまり見られませんでした。
しかし、WTTファイナルズドーハでは従来のブロック、ストップ、カウンターの高い技術に加えて、自ら両ハンドで強打していく場面が増えました。特に中陣のバックハンドでシェイクに撃ち負けないのは凄い。その結果、林詩棟(Lin Shidong)、梁靖崑(Liang Jingkun)という2人の中国選手を破りベスト4に入りました。

自分は学生時代にペンホルダーだったこともあり、チウ・ダン選手、趙子豪(Zhao Zihao)選手を応援しています。この2人の選手に共通するのは両ハンドのバランスです。
ペンホルダーというと少し前は中国の許昕(Xu Xin)選手、現在はフランスのF.ルブラン選手が人気があるよう思いますが、これらの選手はフットワークを生かしたダイナミックなプレイスタイルです。

自分は見た目はヒョロヒョロで手足は長いほうですが腕力や脚力に自信がなく、フォア粒高・バック粘着裏の攻守反転⇒フォア粘着表・バック高弾性裏の前陣というキャリアでした。なので、ペンホルダーにおいても両ハンドのバランス型が理想です。

趙子豪選手は超級リーグでプレイはしていますが、国際大会で見る機会はめっきり減ってしまいました。チウ・ダン選手も昨年はF.ルブラン選手に負けてしまうことが結構あり、相性というか見ていて悔しかったですが、今年は更なる飛躍の年になってほしいですね。




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ファミコンという「楽器」 [ゲーム]

ファミコンという「楽器」が好きなんですよね。

よく「3音しかないのに神曲」とか言う意見を見るけれど、バッハの無伴奏フルートソナタに「1音しかないのに神曲」って言わないでしょう。
フルートがそういう楽器なのは自明だから。
なので、ファミコンも楽器の仕様と捉えることができる。商業作曲家は発注仕様に合わせて曲を作るのが仕事だから。

魔改造ファミコンももちろん好きですが、それはまた別の話で。
でも、チップチューンアーティストにとってはゲームボーイの方が自由度が高いらしい。



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やはり村田システム [将棋]

けっきょくウォーズ5級、クエスト11級から進展なし。
だが、序盤は村田システム固定にしたので、うっかりはだいぶん減った。
ときどき最速棒銀で潰されてしまうが・・・。

後手限定だった三間飛車だが、先手7六歩がほとんどなのであんまり使う機会がない。
ので、村田システム一本で行こうかと。

こんな感じ。
(先手番のとき)
後手が居飛車⇒村田システムから雁木
後手が振り飛車⇒村田システムから本美濃なら飯島流、振り穴ならイビ穴

(後手番のとき)
先手が居飛車⇒村田システムから雁木
先手が振り飛車⇒村田システムから本美濃なら飯島流、振り穴ならイビ穴

だいぶスッキリした。
ところで、著書『村田システム』では、「右銀システム」と「左銀システム」にわかれてるけど、「村田システム」の「右銀システム」ってわかりにくいよね。。。(なので「右銀型」と呼んでる)
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