倉橋由美子『城の中の城』読みました(ネタバレ感想・書きかけ) [読書]

※2022/9/27書きかけのまま公開へ

倉橋由美子の『城の中の城』を読んだ。
評価の高い『聖少女』を読んでしっくりこなかったので、もう1冊と思って読んでみた。
内容は全然知らなかったが、タイトルと表紙がかっこいいのでなんとなく手にした。

付録として刊行直前の『波』1980年11月号に載った著者インタビューを採録した小冊子が付いていた。こちらも充実の内容だが、登場人物紹介が完全にネタバレ。刊行以前に『波』で連載してたから仕方ない。

主人公は、山田桂子。『夢の浮橋』に続き2回目の登場となるようだが前作は未読。
桂子は英文学科卒であり、現在も暇つぶし的に小説の英訳をしている。また、夫は学生時代の指導教官。現在は、夫、2人の子供とともに、出版社の社長を務める桂子の父と同居している。

事の発端は桂子の夫が出張先のフランスでキリスト教の洗礼を受けたことである。

桂子はキリスト教とマルクス教はインテリがかかりやすい伝染性の病気だと考えている。

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